日本古来の旧暦では、春から新たな年が始まるとされ、立春の前日の節分(季節の節目)は大晦日に相当する大事な日でした。季節の分かれ目、特に年の分かれ目には邪気が入りやすいと考えられており、豆まきなど様々な邪気払い行事が行われてきました。そうして訪れる立春が新たな年の始まりであり、「新春」「迎春」などの言葉にその名残が見られます。
2020年の立春は2月4日。
1年のうちで立春が始まりの「気」がとても強く働くそうで、新しいものを使い始めることが良いとされます。特に「水の気」を持つといわれる女性におすすめなのは、タオルを新調することだそうです。からだや手を洗い、きれいになったあとに最初に触れるものからダイレクトに運気を吸収するとか。タオルはその人の印象にも直結する、といわれます。たとえば、汚いタオル=不潔なイメージ、古いタオル=老けたイメージ、、、などなど。立春を機に新たに使い始めるタオルが、使う方の美しい印象を育ててくれるとしたら、アンチエイジングにも効果があると思えてきます。
身近なリネン類から新調して、リフレッシュし、新春を気持ちよく始めたいものです。
タオルに加えて、毎日身につけているファッションアイテムの新調も運気をリフレッシュ~UPさせるのではないでしょうか。「春財布」は「張る」財布ともいわれ、縁起がよいとされます。立春のタイミングでお財布を美しい色や素材のものにしてみてはいかがでしょうか。それだけで気持ちが明るく、前向きに毎日のファッションを楽しめる気がします。